Hilltop Hub

    proposal

    主要用途 / カルチャーセンター

    階数 / -

    建築面積 / -

    延床面積 / -

Latvia西部沿岸の街Karostaは帝政ロシア時代に建設された軍港でバルチック艦隊の母港であった。1991年にソビエト連邦からの独立後、街は廃墟と化した。捨て去られたソビエト時代の構造物は手つかずとなり、軍港施設は海岸沿いに放置された。現在はこの独特な情景がアーティスト達の人気を呼び観光客が増えている。
敷地は街のシンボルであるセント・ニコライ大聖堂の北側に位置し、周囲には無機質なブロック状の建物が立ち並ぶ。その間隔はまちまちで妙に閑散とした雰囲気だ。現状で、敷地はバスロータリーと周辺住民の駐車場として利用されている。要求されたプログラムは、既存の用途を確保しつつ、観光案内所、図書館、展示空間、会議室、カンファレンスホール、レストランで、観光客だけでなく、周囲の住民も配慮したカルチャーセンターであった。
平坦に広がる無機質な情景に対して、敢えて土地を隆起させる方法を選んだ。隆起して生ずる丘は人々の通り道であり、また、人目にも付きやすく治安も維持しやすい。丘にはガラス球状の施設が点在し、人々の出入りもよく見える。より地域住民の利用を促すため、この国の人気スポーツであるバスケットボールの専用コートを設けた。隆起された丘のボリューム内には広々とした駐車場があり、ここからも上階の図書館、展示ホールを介してそれぞれの施設にアクセスできる。丘上部に設けられたスカイライトからの光は、格子状に組まれた構造体を透かしながら図書館・展示場を柔らかく照らす。街の至る所から目に付くであろうこの新しい丘では、地域住民がくつろぎながら交流し、訪れる人々にも活動の場や情報を供給する。

GHOSTTOWNパース
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