Share Block

    proposal

    主要用途 / -

    階数 / -

    建築面積 / -

    延床面積 / -

現在における「住まい」とは「個人の所有する私的場所・空間」であり、その境は敷地境界線により明確に区切られている。敷地境界線上には塀が巡らされ、家と塀との間に無機質な空間を生み出す。更に高齢化と人口減少により、虫食い状態に空き地となり、広い敷地は分譲され更に小さな箱型住宅が誕生する。
この状態を改善するためシェアブロックという考え方を提案したい。新築・改築時に建物を許される限り敷地境界線近くに寄せ、敷地の中ほどを建物で埋めず、公的空間としてシェアする。敷地境界線に沿って建てられた家は、隣地で改築又は新築される建物と繋がる。隣接する公的空間は連続したオープンスペースとなり、やがて人々が通り抜けるに都合の良い道となるであろう。このプロセスで敷地境界線はその意味を失い消失する。無骨な塀で囲まれていた庭は外に開かれ、住人達の交流の場となる。新しい空間は既存の空間を害する事なく除々にその範囲を広げてゆく。新旧は融合し、共存しながら、やがて一つの風景となる。

住まいの新しいベーシック プレボ